自分(自社)でウェブサイト(ホームページやブログなど)を立ち上げて、インターネット上で公開するための方法を、大まかに3つのステップに分けて説明します。
このページでは、全体の大まかな流れを把握してもらえれば大丈夫です。
ウェブサイト制作 3ステップ
ウェブサイト制作を大きく分けると、
1.レンタルサーバー・独自ドメイン・ワードプレスの準備
2.ワードプレス・プラグインの初期設定
3.コンテンツの制作・公開・修正
の3つのステップに分けられます。
ステップ1
① レンタルサーバーと独自ドメインを用意する(費用が発生する)
② 用意したレンタルサーバーと独自ドメインを紐付ける(不要な場合もある)
③ 契約したレンタルサーバーにWordPress(ワードプレス)という無料のソフト(CMS)をインストールする
ステップ2
④ ワードプレスの管理画面にログインする
⑤ ワードプレスで利用するテーマを決めてインストールする
⑥ ワードプレスにプラグインをインストールする(必要最低限)
⑦ ワードプレスやプラグインの各種初期設定を行う
ステップ3
⑧ コンテンツ(記事など)を制作して公開する
⑨ 必要に応じてコンテンツをリライト(手直し)する
2つの管理画面
ステップ1とステップ2・3とでは、管理画面が異なります。
ステップ1はレンタルサーバーの管理画面で、ステップ2以降はワードプレスの管理画面になります。
レンタルサーバーとワードプレスの2つの管理画面がある
それぞれのログイン情報(ログインURL・ID・パスワードなど)を忘れてしまうと、ログインできなくなってしまいます。
ログイン情報(ログインURL・ID・パスワードなど)を忘れずに!
また、サイトを複数運営する場合は、ワードプレスのログイン情報は、それぞれ別のものになります。(レンタルサーバーは同じ)
ログイン情報は、その都度メモを取りながら、きちんと管理しておきましょう。
また、ログイン情報が漏洩すると サイトがハッキングされたり 乗っ取られてしまう可能性が高くなります。
そのため、レンタルサーバー、ワードプレスともにセキュリティ対策は必須です。
アプリなどを使って、複雑なパスワードを設定して、管理しましょう。
セキュリティ対策は必須!
レンタルサーバーの管理画面
ステップ1は、レンタルサーバーの管理画面で行います。
はじめてだと、大変な作業のように思うかもしれません。
しかし、たとえば、最近人気の ConoHa WING などサーバーを利用すれば、無料でドメインも取得でき、②の「用意したレンタルサーバーと独自ドメインを紐付ける」という作業は不要になり、①〜③のすべてを同時に行えます。
さらに、特定のテーマであれば、⑤のテーマのインストールまでも、一緒に行うことができます。(テーマは後からも変更できます。)
つまり、①から⑨までのうち、ConoHa WING の管理画面から、①〜⑤までをまとめて終わらせることができます。(最近はほんとうに便利になりました。)
ステップ1に関しては、クレジットカードでの支払いが発生します。
それぞれの費用は、
・レンタルサーバー
月額900円前後
・独自ドメイン
無料〜年額2,000円前後
・テーマ
無料〜2万円
といった感じで、基本的にクレジットカード払いとなります。
レンタルサーバーは、年払いだと割安になるのでお得です。
国内最速・高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

WordPressの管理画面
ステップ2以降は、WordPress(ワードプレス)の管理画面で行います。
ステップ1のインストールまでは、頑張ればなんとかなると思いますが、このステップ2が、けっこうたいへんです。
サイトのカスタマイズには際限がありませんので、ある程度で見切りをつけて先に進まないと、いつになってもメインであるはずの、ステップ3(コンテンツの制作・公開)に進めません。
ですので、設定にあまり時間を取られないようにしましょう。
ホームページ的なウェブサイトの場合は、デザイン性を重視したほうがいいですが、更新頻度が高いブログなどのウェブサイトは、どちらかというと、使いやすさを重視したほうが、運営がラクです。
いちどステップ2に進んでしまえば、サーバーの管理画面にログインするのは、サイトを増やしたり、ゼロから作り直したりしない限り、それほど多くはありません。
ステップ2以降は、主にワードプレスの管理画面からログインして、作業することになります。
まとめ
②の「用意したレンタルサーバーと独自ドメインを紐付ける」という作業は、それぞれ異なるサービスを利用する場合にのみ必要となります。
ですので、同じサービス内での利用であれば、その作業が不要になります。
さらには、レンタルサーバーを契約するときに、ドメイン無料キャンペーンなどを利用することで、1つ目のドメイン料金が無料となる場合がほとんどです。(そのサーバーを契約している期間のみ)
まずは、使用したい独自ドメイン名(○○○.com など)を決めてから、レンタルサーバーのいちばん安いプランの申し込みを行いましょう。(年払いがお得です。)
その際に、サーバー(ConoHa WINGなど)によっては、ワードプレスのインストールと、テーマのインストールまでを、まとめて行うことも可能です。
ワードプレスをレンタルサーバーにインストールした後は、基本的に、ワードプレスの管理画面より、作業を行うことになります。
ワードプレスの各種設定が終わり、ステップ3まで進めれば、あとは、無料ブログを更新するような感覚で、サイトを運営することができるようになります。
最後に、サイト制作の概要を簡単にまとめると、次のようになります。
・独自ドメイン名を決める(取得はサーバーとセットがお得)
・レンタルサーバーを契約しワードプレスをインストールする
・ワードプレスに使用したいテーマをインストールする
・ワードプレスの管理画面から各種設定を行う
・ワードプレスでコンテンツを制作して公開・修正する
まずは、この大まかな流れを理解しておきましょう。
*ドメインが空いているかどうかは、ドメイン登録機関のサイトで調べられます。
事前に調べておくと、レンタルサーバーの契約がスムーズに行えます。
⇒ ドメインが空いているか調べる
(*取得せずに調べるだけ)