ビジネスやサイトの構築を始める前に、ますは Googleアカウント(Gmail)を作成しましょう。
Googleアカウントは、Google が提供する様々なサービスを利用するためのアカウントで、登録やサービスの使用は、基本的には無料です。
Googleアカウントを利用して、Google が提供する様々なサービスを利用することができます。
そして、Web上のでのサイト運営には、それらのサービスの利用がかかせません。
ちなみに、ChatGTP搭載の「新しいBing」を利用するためには、Microsoft アカウントの作成が必要です。
しかし、ChatGTPは、Microsoft Bing だけでしか使いないAIツールではありません。
Google や Google Chrome など、グーグルのサービスを利用していても、利用することができますので、安心して下さい。
Googleアカウント と Gmail
Googleアカウントを作成すると、「○○○@gmail.com」という Gmail(ジーメール) のメールアドレスも利用できるようになります。
○○○の部分は、まだ誰にも使われていない文字列(半角英数とピリオド)で作成します。
普通に作成すると、たいていの場合、Googleアカウント = Gmailアドレス といった感じになるのですが、この場合は、Googleアカウントのユーザー名が、Gmailアドレスになっているということです。
ややこしいので、少しだけ補足します。
正確には、
Googleアカウント = Gmailアドレスではありません
Googleアカウントを作成するのに Gmailアドレス(Gmailアカウント)は必要ではなく、Gmail 以外のメールアドレスを使用して、Googleアカウントを作成することもできます。
しかし、Gmail を使用するには、Googleアカウントを作成する必要があります。
ややこしいですね…。
ただ、Googleアカウントを作成するときのユーザー名に、わざわざ、Gmail 以外のメールアドレスを使用するメリットも少ないと思います。
Googleアカウントを作成するときのユーザー名は、Gmailアカウント(@gmail.com)で作成すれば大丈夫です。

ちなみに、「姓」と「名」は、本名でなくても大丈夫です。
ひとことでまとめると、
Googleアカウント = Gmailアドレスと考えて、Googleアカウント(Gmailアアカウント)を作成してOK
ということになり、はじめに書いた通り、
何も考えずにGoogleアカウントを作成しても大丈夫ということになります。
Google の代表的なサービス
Google の代表的なサービスとしては、以下のようなサービスがあります。
Gmail
…無料のWebメール
Google Chrome
…無料のwebブラウザ
Googleドライブ
…クラウド上でファイル管理
Googleカレンダー
…予定やリマインダーの管理
Googleフォト
…クラウド上で写真や動画の管理
Google Play
…Android アプリのダウンロード
Youtube
…動画へのアクション、チャンネル作成
実際には、まだまだ、たくさんんあるのですが、それらのサービスに、Googleアカウント と、設定したパスワードでアクセスして利用します。
また、同じ Googleアカウントとパスワードでログインすれば、どの端末(PC、タブレット、スマホなど)からでも、同期されたサービスや情報にアクセスすることができます。
これを書いていて気がついたのですが、
Android 端末(スマホ・タブレット)を利用している人は、おそらく、Googleアカウント(Gmail)を持っていますよね。
Googleアカウントは、Appleユーザーの のApple ID のようなものともいえます。
専用の Googleアカウント推奨
ほとんどの webサービスにログインする際には、メールアドレスが必要になります。
すでに何かしらのメールアドレスを使用しているとは思いますが、ここで、ビジネス用の Gmail アドレス(Googleアカウント)を新たに用意しましょう。
Android 端末(スマホ・タブレット)を使っていたり、Apple ユーザーが すでに Gmail を利用している場合も、ビジネス専用の Googleアカウントを用意することをおすすめします。
あまりにも多すぎると制限がかかりますが、1つの電話番号で、複数の Googleアカウントを作成することは可能です。(Googleアカウント作成には、SNS認証が必要になります)
作成した Googleアカウントは、単にメールアドレスとしてだけではなく、レンタルサーバーやワードプレスなどの登録や、それらの管理画面へのログイン情報としても使用することになります。
そのため、普段、利用している Googleアカウントと、Webサイト運営用の Googleアカウントとを分けることで、管理がしやすくなります。
ただ、あまりにもGoogleアカウントを増やしすぎると、管理が大変になりますので、Googleアカウント作成は、程々にしておきましょう。
まとめ
近年はSNSが全盛で、あまりメールアドレスを使用しない人も多いかもしれません。
しかし、Web上のサービスを利用するにあたっては、アカウント登録の際に、メールアドレスが必要になります。
Webサイトを運営するにあたっても、
・レンタルサーバーを契約
・独自ドメインの取得
・ワードプレスのインストール
・一部プラグインの設定
・クラウド上にデータバックアップ
・各種サービスへのログイン
…などで、メールアドレスが必要になります。
メールアドレスは、絶対に Gmail(Googleアカウント)でなくてはいけない、というわけではありませんが、いろいろと便利に使えますので、他のフリーメールや携帯電話のキャリアメールよりも、Gmail(Googleアカウント)が、おすすめです。
サイト運営を行う際には、特に、以下のようなサービスを、よく利用することになります。
Gmail
…無料のWebメール
Google Chrome:
…無料のwebブラウザ
Googleドライブ:
…クラウドでのファイル管理
サイトのアクセス解析を行う際には、
・Google Analytics
(グーグル アナリティクス)
・Google Search Console
(グーグル サーチコンソール)
などを利用することが多いです。
広告を設置するために、
・Google AdSense
(グーグル アドセンス)
を利用することもあるかもしれません。
もちろん、これらもすべて Google のサービスです。
そして、これらを利用するには、Googleアカウントでのログインが必要で、持っていない場合は、その場で作成を求められます。
このように、Web上で行うサイト運営と Googleアカウントは、切っても切れない関係にあります。
そのため、はじめに専用のWebサイト運営専用の、Googleアカウントを用意しておくことをおすすめします。