アメブロなどの無料ツールを使わずに、自分のサイトを運営するためには、独自ドメインとレンタルサーバーが必要になります。
レンタルサーバーを契約したり、独自ドメインの取得を行う前に、この記事を読んで、ドメイン代を節約しましょう。
お得な独自ドメインの取得方法
独自ドメイン(○○○.comや○○○.netなど)は、「Google Domains」や「お名前ドットコム」などのドメイン登録機関から取得できます。
しかし、最近では、レンタルサーバーを契約すると、対象の独自ドメインが1つ(または2つ)無料で利用できるという特典がついている場合が多くなっています。
そのため、はじめての独自ドメインは、レンタルサーバーを契約するときに、一緒に取得するのがおすすめです。
キャンペーンを行っていれば、自動的に無料ドメインを取得することになりますので、それを有効活用します。
レンタルサーバーを契約する前に、希望する独自ドメインを考えておきましょう。
⇒ ドメインが空いているか調べる
(*取得せずに調べるだけ)
「.jp」は対象外のことが多いので、トップレベルドメインは、一般的な「.com」や「.net」などを選びます。
「.com」「.net」「.jp」の部分をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます
無料だからといって、適当なドメインを取得するのではなく、せっかくなので、レンタルサーバーを契約する際は、今後、使っていきたいドメインを取得しましょう。
独自ドメインの料金
独自ドメインの料金は、トップレベルドメインによって変わってきますが、年間1,000円〜3,000円程度の維持費がかかります。
ですので、もしも無料で取得できれば、その分が毎年お得になります。
トップレベルドメインで迷ったら「.com」を選んでおけば間違いありません。
トップレベルドメインで迷ったら「.com」
ただし、「.com」は希望するドメインが取りづらいので、空いていなかったら「.net」なども検討してみましょう。
よくわからないトップドメインは、避けておいたほうが無難です。
「.jp」は、無料では選べないことが多いですが、有料であれば取得できます。
「.jp」は、短くて良いのですが、料金が高く、「.com」の2倍程度の維持費が毎年かかりますので、よほどこだわりがなければ、使わなくてもいいと思います。
ちなみに、「co.jp」は、日本の法人向けのドメインなので、個人では取得することはできません。
独自ドメインは、世界に1つだけしか存在しませんので、「これだ!」と思ったドメインは、とりあえず、取得することをおすすめします。
もしも、気が変わって使用しなければ、2年目以降は、更新しなければいいだけです。
そして、1年目は格安(1円〜)に設定されていることが多いので、損失は最低限になります。
2年目以降の更新料金は、高くなる傾向にありますので、必ず確認しておきましょう。
思いつきで取得した、使い続けるか分からないドメインは、自動継続の設定をオフにしておきましょう。
DNS(ネームサーバー)の設定
独自ドメインを取得したら、DNSサーバー(ドメインネームサーバー・ネームサーバー)というものを正しく設定する必要があります。
しかし、
独自ドメインをレンタルサーバーと一緒に契約すれば、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)が不要
になります。
なぜなら、レンタルサーバーの運営元が設定しているDNS情報を、変更する必要がないためです。
もしも、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)がきちんと行なわれていないと、いつまで待っても、ワードプレスの管理画面にログインできるようになりません。
それを知らないと、数日が無駄になります。
DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)が反映されるのは、24時間前後とされていますが、実際には、もっと早く反映されると思います。
いつになっても、ワードプレスの管理画面にログインできない場合は、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)が上手く設定できていない可能性が高いです。
その状態で、24時間待っても、48時間待っても、72時間待っても、状況は何も変わりません。
おかしいと思ったら、ドメイン登録機関のコントロールパネルから、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)を確認したほうがいいでしょう。
ただし、はじめに書いたとおり、独自ドメインをレンタルサーバーと一緒に契約すれば、そのようなことは起こらないはずです。
独自ドメインをレンタルサーバーと一緒に契約すれば、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)は不要
後々、追加で独自ドメインを取得する場合は、ここで説明した、DNSサーバーの設定(サーバーとドメインの紐付け)のことを思い出してください。
まとめ(注意点)
ドメインの無料サービスは、そのレンタルサーバーを契約していることが条件となります。
そのため、レンタルサーバーを乗り換える(引っ越しする)場合、それ以降は、ドメインを移管して、自分で維持費を支払う必要があります。
その際、移管先で、DNSサーバーを設定する必要があります。
イメージとしては、レンタルサーバーを賃貸マンションに例えると、
賃貸マンションを借りている間、敷地内の駐車場代(ドメイン代)が無料になるけど、マンションを引っ越し(サーバー移転)すると、駐車場代(ドメイン代)は有料となり、手続き(ドメイン移管やDNSサーバーの設定)も必要になる
というような感じです。
ただし、はじめに間違ったサーバーを選ばない限り、サーバーを引っ越すことは、そうそうありません。(レンタルサーバーの移転は、けっこう大変です。)
無料で使える独自ドメインを有効に活用するためにも、はじめに信用できるレンタルサーバーを選ぶことが大切です。
ConoHa WING
そして、レンタルサーバーを契約する前に、あらかじめ、使用したい独自ドメインを考えておきましょう。
⇒ ドメインが空いているか調べる
(*取得せずに調べるだけ)